特集:Windows XP終了後のセキュリテイリスク


201449日をもって、Microsoft社の提供するWindows XPのサポートが終了するという話はよく聞きますが、そもそもこれによってどんなことが起こり、考えられる対策方法にはどんなものがあるのかについてまとめました。

セキュリティやPCの用語については、最下部の用語辞典からご確認いただきながら読み進めていただければより理解しやすいと思います。

WindowsXP終了

Windows XPサポート終了
一口に、「サポート終了」といっても、セキュリティ上のリスクとして考えられる点は、大きく2つあります。

  1. Microsoftからセキュリティ更新プログラムが提供されなくなる
    これは、過去のMicrosoft社のセキュリティ情報をご覧いただくとわかりますが、次々にUpdateされていた、Windows XPのセキュリティ上の脆弱性を補う更新プログラムの提供が停止されます。 これにより、もし新たにWindows XPにセキュリティ上の脆弱性が見つかった場合、無防備な状態でその脆弱性を突いた攻撃を受け、データの消失や個人情報の漏洩などの問題が発生する可能性があります。
  2. Micosoft社以外が提供するソフトウェアも今回のMicrosoft社の決定に追随し、サポートやアップデート提供を停止していく
    2014年4月9日以降、順次この対応を各社進めていくことが想定されるため、すぐにソフトウェアでも問題が発生するということはありませんが、1.と同様にソフトウェアでも脆弱性の修正や機能改善のためのアップデートが行われなくなります。これにより、ソフトウェアにおいても、マルウェアへの感染や攻撃者からの侵入を許しやすい状態になってしまいます。

サポートが切れた後のWindows XPはどうなる?

サポートが切れた後は、既に少し記載しましたがマルウェアへの感染や攻撃者からの侵入を許しやすい状態となるため、仮にこの攻撃を受けた場合、PCに保存しているデータの消失や個人情報の漏洩といった事態に陥ることが考えられます。

 

コンピュータウイルスやセキュリティに関係する調査・情報提供などを行っている経済産業省所感の独立行政法人である情報処理推進機構によると、Windows XPの脆弱性は過去5年間で618件、2013年では123件確認されており、およそ3日に1回、脆弱性が確認されていることになります。

 

対策方法は?
これらのセキュリティ上のリスクへ対応するための方法は、やはり最新のWindows OSへアップグレードすることが、リスクを最小限に留めるための方法となります。アップグレードするOSは、Windows 8.1をはじめとして様々なバージョンや料金があり、データ移行などの操作を行う必要もあります。この手順や操作方法については、インターネットで検索すると複数の関連記事が紹介されていますので、そうした記事を参考にしながら進めることをオススメいたします。

「セキュリティソフトで対策できるのでは?」というご意見があるかもしれませんが、今回のXPの サポート終了は、パソコンを動かしている機能そのものに脆弱性などの問題が発生しても対応しないということを指しています。この場合、セキュリティソフト では賄いきれない脆弱性を攻撃されることも十分に考えられるため、セキュリティソフトに頼り切るという方法はオススメできません。

もし、まだXPをご利用いただいており、さらに何も対応を検討されていないという場合には、できるだけ早急に対応を検討していただく必要があるはずです。